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壱岐交通
玄海に浮かぶ夢の島・壱岐

 壱岐は船便だと博多港が便利で、地理的には佐賀の唐津に近く、行政上は長崎県に属します。壱岐交通は昭和自動車系列に属し、以前は昭和と同じ銀色に赤帯の塗色をまとっていました。
 大型は貸切兼用のトップドアが主力で、U-車途中までは西工製の日野を多数購入していました。

日野P-HU233BA P-HU233BA
 壱岐交通の貸切兼用車は、エアサス標準床のトップドアというのが共通仕様です。この時期はサブクーラを選択しています。標準サイズのメトロ窓に、小さい方向幕、その両脇に構えるマーカランプ、そして日野ウイングマークという、ちょっと昔のバスらしい仕様が満載です。

日野U-HU2MLAA U-HU2MLAA
 U-車の例。仕様は全くと言って良いほど変化していません。サブクーラのダクトがよく目立ちます。マーカランプは貸切色になっています。
 車両仕様だけでなく、ワンマン機器などもちょっと昔のバスの様子をそのまま残していて、これは乗ってこそ分かる味わいだと言えましょう。

日野U-HU2MLAA U-HU2MLAA
U-HU2MLAA
 こちらはクーラが直結(電装)に変更された車両です。側面のメトロ窓も拡大型になりました。今のところこのグループが西工車の最終納入となっています。
 なお、壱岐と対馬はいわゆる「離島ナンバー」で、「長崎22く」「長崎227か」が一般払い出しに相当します。

いすゞP-LV719R P-LV719R
 貸切専用車両として購入された車両。お察しの通り昭和の中古と思われます。サブクーラはヂーゼル機器を搭載。道路事情により、島内では12mフルサイズは使いにくい由。

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