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阪神電気鉄道

日　野

銀バス時代の阪神・日野車は「金産！」という強烈な印象がありましたが、P-車とU-車では西工でも並行して購入されていました。現在では、日野は再び日野車体〜J-BUSのみの購入となっています。

日野P-HT235BA
HT23系のシャーシに架装しています。前面幕の「ワンマン」表示や、扉ガラスの赤色「出口」文字など、一昔前の仕様を伝える車両と言えます。車内も、バラ色の床敷物や独特な位置の側面上部降車ボタン、ネプチューンの放送機器など、阪神らしさが随所にあふれています。

日野P-HT235BA
側面窓が逆T字になったのに続き、P-車末期では前面幕の左右がブラックアウトされました。クーラは日野ということで順当に電装製。OD5段のT/M(FFシフト)ということもあり、エェ音をさせながら走っていました。

日野U-HT2MMAA
U-車でも日野が継続して購入されました。91年式〜94年式が在籍しており、仕様は比較的よく統一されています。10.5m車の一般低床。日野が外注ボデーを整理する方針を打ち出し、阪神の西工製日野路線車はこのグループが最後となりました。

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