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五島自動車
五島バス

 長崎バスの系列で、五島列島の福江島に路線を有するのが五島バス。車両は日野といすゞを購入しており、一時期は西工を主力としていました。現在ではダウンサイジングが進んでいます。
 なお、ご紹介した他に非常に有名な車両として、いすゞP-LR312Jが在籍していました。

いすゞU-LV324K U-LV324K
U-LV324K
 大型トップドアで標準床板バネ、これが五島バスの典型的仕様と言えます。一応貸切転用も可能なようになっています。
 側面窓は標準サイズメトロ窓で、前扉は狭幅。居住性優先で西工の仕様対応力をよく活かした車両です。クーラはゼクセルの室内置き新集中式を選択しています。
 なお、U-LVでは屋上にエバポレータを設置した車両も存在していました。

日野U-HT2MLAA U-HT2MLAA
 こちらは日野の例です。上欄と同じく板バネ標準床を選択しています。クーラは電装を搭載。日野でも前照灯とフォグランプが角形になっており、長崎自動車と共通した仕様と言えます。なお、車内はリクライニングシートがずらり並んでおり、補助席まで備えています。

いすゞKC-LV380L KC-LV380L
 1996年式のみ、58MCでKC-車を購入しています。仕様面ではU-LVとほぼ同一で、クーラはゼクセルの室内置き新集中式を選択しています。

日野KC-HT2MLCA KC-HT2MLCA
KC-HT2MLCA
 こちらは日野のKC-車の例です。日野は前面ナンバープレート位置が少し上寄りになっているのがポイント。いすゞ同様に1996年式のみKC-車で58MCになっています。このグループから、リヤ窓が1枚ものに変更されました。
 ボデーの社名ロゴは、右側面でも前から後ろ読みで、「スバ島五」になっています。

いすゞKC-LV380L KC-LV380L
KC-LV380L
 96MCでも引き続き購入しています。ここからは側面窓が拡大型メトロ窓に変更されています。クーラは変わらずゼクセル新集中式室内置きタイプです。非常口後方の側面窓も拡大型になるのはLVシャーシの特徴の一つですが、KC-LVでは非常口位置が後方に移動して、窓が少々窮屈になっています。1997年式と1998年式が存在しています。

日野KC-HT2MLCA KC-HT2MLCA
KC-HT2MLCA
 日野も96MCにて購入しています。いすゞ同様に側面窓が拡大型メトロ窓に変更されています。写真では少々分かりづらいですが、96MCの前後バンパーは、黒ではなく焦げ茶色に塗装されており、ボデーのカラーリングにうまく合わせてあります。リヤのバックアイカメラが、やや大きめのカバー内に取り付けられており、これは長崎バスと共通の仕様。1997年式と1998年式が存在。

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