トップ西工研究室ユーザ情報熊本電気鉄道大型K-車

熊本電気鉄道
大型・K-車

 外見はほとんど同一ながら、実はとんでもないバリエーションを誇る一群がこちら、53MCです。以下の写真ではいすゞが出てきませんが、川崎製は在籍していました。西工製は、あったんでしょうかね・・・?

日野K-RC301
 サブ冷 中折 小型幕
K-RC301
 53MC初期の小型前面幕車です。この頃の電鉄の基本仕様は、ご覧の通り前折中折扉で、サブエンジンクーラが特徴的。塗色は新パターンながらベースが灰色の旧タイプです。

日野K-RC301
 サブ冷 中折 大型幕
K-RC301
 こちらは前面方向幕が大型化されたRCの標準床車。塗色は旧塗装のままですが、方向幕は熊本地区統一デザインになった後の姿です。

日野K-RC301
 サブ冷 中折 低床車
K-RC301
 同型式でこちらは一般低床車になります。ただ、低床車でもサブクーラを守り通そうとしている所が泣かせます。ちなみに、ご近所の熊本市もクーラの直結化が相当に遅かったユーザです。

日野K-RT225AA
 直冷 中4折
K-RT225AA
 これは電鉄バスの秘宝、53MCの日野RTです。この他には西鉄と大阪市ぐらいしか存在しません。電鉄にとってもこのグループは仕様のターニングポイントになったようで、直結冷房(しかも電装製の前方搭載!)に中4枚折戸の採用によって、一気に都市型仕様になりました。RTだから、だと思うのですが、前面窓は大型になっています。

三菱K-MP118M
 サブ冷 中折
K-MP118M
 ふそうの標準床車です。仕様は日野に類似していることが分かります。なお、熊本地区統一デザインの幕は、英字表記が漢字の上側に来るのが特徴です。

三菱K-MP118M
 サブ冷 中折 低床車
K-MP118M
 こちらは一般低床車です。サブエンジンクーラもさることながら、前扉の窓が上下分割式になっており、イメージ的に損をしているような印象です。

三菱K-MP118M
 サブ冷 中4折 低床車
K-MP118M
 一般低床のサブクーラながら、中4枚折戸とした過渡期的な車両です。中4枚折戸の採用に合わせ、前扉も広幅が選択されるようになりました。

三菱K-MP118M
 直冷 中4折 低床車
K-MP118M
 そして、こちらが直結冷房の低床車です。クーラは電装製を採用しているので、ふそう車にしてはちょっと違和感あるリヤビューを見せてくれます。

日デK-U31L
 サブ冷 中4折 低床車
K-U31L
 汚い写真ですみません。日デの例です。時期的には、ワイドドア化したものの直結冷房になっていないという所です。ちなみにこの塗色が新塗装の白ベース(新タイプ)です。

西工研究室トップへユーザ情報へ電鉄バスへこのページのトップへ