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大分交通
E,S型路線・貸切

 大分交通の一般貸切車は、C型発売後も暫くの間はS型で購入が続きました。しかも、各シャーシを購入していたので、またこれがバラエティ豊かな状態になっておりまして・・・。

日野K-RV732P K-RV732P
 実質2〜3年しか生産されなかった、貴重な53MC系のS型です。この時期、日野車体ではRSも併売されていましたが、西工はRVのみ供給を受けていました。

日デP-RA52R P-RA52R
 58MC系S型の初期車です。サッシ式のT字窓で、当然前扉は折戸。安普請と言いたい所ですが、S型はこれぐらいでないと価値がありませんね。ちなみに、RA52系は騒音規制適合に際し、RA53系に変更されたため、ごく少数の生産にとどまっています。

日野P-RU607AA P-RU607AA
 これまた素晴らしく貴重な時期の車両で、末尾AAのRU6系です。しかも、低出力版エンジンの11.5m級で言うことなし。リヤにはBlueRibbonのバッジも貼ってあります。

三菱ふそうP-MS715N P-MS715N
 上欄の日野RUと同じ仕様をふそうで作るとこんな感じ?11m級で前輪車軸式エアサスの型式です。この地味さが「いかにも九州の観光バス」しています。

日野P-RU607BB P-RU607BB
 型式末尾がBBになっても同仕様で増備が続いています。ちなみに、前面社紋と側面社名表記は数種類の変遷を経ていますが、これはその中でCIを導入した後の最新版。

三菱ふそうP-MS725N P-MS725N
 S型の前面グリルだけをC型にスワップした形状は、大交の他、西肥などでもよく見られます。シャーシ面では前輪独立懸架式エアサスに進化しています。

三菱ふそうU-MS726S U-MS726S
U-MS726S
 時代は一気に進んで1991年式。宇佐別府道路を利用した特急バスの専用車で、車両仕様は高速路線車に準じています。拡大型ヒドンピラーの側面窓で高級感たっぷりです。下写真は、空連カラーの同型車です。

日デU-RA520TBN U-RA520TBN
 もと中津空連の車両をAPUに転用したものです。S型でU-RAというのは架装例が非常に少なく、貴重な存在です。貸切塗色ではなく、一般路線塗色である点にご注目。1991年式。

ふそうKL-MP35JP KL-MP35JP
KL-MP35JP
 空連から落としてAPUという近年確立されたパターンを辿っている1台。2001年式のE型空連最初期の車両を一般路線車の塗色に変更しています。前面1枚窓など、増備車にない特徴を持っています。空調のダクトは第3柱ではなく、外から見えないようにうまく処理されています。

日デKL-UA452TAN KL-MP35JP
 こちらも空連から一般路線色に変更された車両の例です。もちろん別府(営)にてAPUに入っています。

日デKL-UA452TAN KL-MP35JP
 上欄とほぼ同仕様の車両で、2004年式です。一般路線色ですが、バンパーがなぜか白色のままになっています。

日デPKG-RA274TAN PKG-RA274TAN
 新長期規制(PKG-)車も一般路線色になってAPUに来ています。別府駅からAPUまで約30分の乗車時間で、着席乗車の必要性から、これぐらいの車両がちょうど合っているのかも知れません。

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