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北海道中央バス
中央バス

 広大なエリアを誇る中央バスは、ロング車だけでなく大型ショートの宝庫としても有名です。4シャーシを購入してきたものの全般に富士重工が多く、西工は同社撤退後にようやく登場と相成りました。

日デKL-RP252GAN KL-RP252GAN
KL-RP252GAN
 中央バスお得意の大型ショート(ワンステ)です。クーラは電装を搭載。2003年以降数回にわたって購入しており、札幌事業部を中心に配置されています。一時期このクラスを集中的に購入した関係でかなり台数も多いため、容易に見ることができます。RPに関しては、B-IIを選択していていい感じ。結果として、KL-RP路線車は実質的に中央バスと江ノ電の専用車みたいな存在になっちゃいました。

日デPK-RP360GAN PK-RP360GAN
PK-RP360GAN
 やってくれました。PK-RPでも購入。今回は小樽地区を中心に配置されています。クーラは引き続き電装を選択。車外スピーカが中扉上側に付いているのは恐らく腐食防止と思われますが、中央バス独特の仕様です。

日デPKG-RA274MAN PKG-RA274MAN
PKG-RA274MAN
 西工が入り始めて以来、いわゆる大型路線車に相当する車両は新長期規制まで存在しませんでした。現状では札幌事業部内の各営業所に、ごく少数ずつ配置されています。
 こちらは最初に入った大型車で、石狩(営)のワンステです。クーラは同時期に購入したPK-RPと同じく電装を搭載しているものの、ボデーはB-Iを選択、前半分の塗色に違いが出ています。2007年式。

日デPKG-RA274MAN PKG-RA274MAN
PKG-RA274MAN
 こちらも同じく10.5m級ワンステで、札幌市交から引き継いだ新川(営)の車両。2008年式でこのグループから汎用テールになっていますが、それよりもクーラがサーモキングに変更された点が目立ちます。この仕様で2009年式まで増備されていて、同じく札幌市交引継の札幌東(営)にも入っています。

日デPKG-RA274MAN PKG-RA274MAN
PKG-RA274MAN
 2008年式では石狩(営)にたった1台だけノンステも入っています。サーモキングのクーラやB-Iなど、同年式のワンステに準じた仕様選択ですが、塗装処理の都合なのか、ノンステだけご覧のように前バンパーに一部塗り分けラインがかかるようになっています。これならB-IIにしても良かったように思えます。
 寒冷地仕様ということでノンステと言えどもヒータは灯油併用式を採用。それから、ノンステに限り中扉の車外スピーカが腰板部の一般的な位置に取付されています。

ふそうPKG-AA274MAN PKG-AA274MAN
PKG-AA274MAN
 さらに「たった1台」シリーズでAAも新川(営)に配置されています。仕様面では同時購入の上欄のRAノンステと同等。参りました。

日デPDG-RM820GAN PDG-RM820GAN
 大型ショートが各社ともラインナップから消えて、ダウンサイジング車両として中型ワンステを購入しています。札幌地区に4台存在するのがこちら。サッシレスウィンドウやMKテールなどが特徴の新ボデーを架装するPDG-RMワンステです。2009年式で、大型とは異なりクーラは電装を搭載。

いすゞKC-LV280N KC-LV280N
 全国各地に広がる、もと高槻市交のLVワンステ。中央バスにも1台やってきました。移籍にあたってヒータ強化などの改造がなされています。ボデー構造はKL-RPとほとんど一緒のはずですが・・・塗り分け線はちょっと惜しい感じでズレてます。当初は石狩(営)にいましたが、現在では大曲(営)に転属しています。

日デKC-UA460HAN KC-UA460HAN
KC-UA460HAN
 同じく関西中小公営である、もと明石市交のUAワンステです。折戸裾のステンレス板は明石市の仕様ですが、融雪剤による腐食防止にも役立つ・・・かな?1997年式が白石(営)に1台存在しています。

日デKC-UA460HAN KC-UA460HAN
 こちらも同じく明石市交のUAワンステですが、1998年式でラバーフェンダに改良されているほか、コーナリングランプも追加されています。トラ塗装された巻き込み防止バーも明石市らしいポイント。上欄同様に白石(営)に配置されています。

三菱ふそうKC-MP717M KC-MP717M
KC-MP717M
 ベージュの一色塗装にヒドンピラー仕様で何かと話題だった阪急のMPワンステが、中央バスにやって来ました。シートモケットは張り替えられていますが、特徴的な仕様は健在です。右側最後部の特徴的な形状の固定窓もこの車両の「毒」のひとつ。石狩(営)と西岡(営)に1台ずつ配置されています。

日デKL-RA552RBN KL-RA552RBN
 こちらは高速路線車として使用中のC-I。1〜5番窓がすべてT字で標準サイズ(小サイズ)の側面窓を選択しています。前扉が折戸なのは中央バスの高速車らしい所。前面の行先表示は、分かりにくいですが前面窓左上にあります。社名窓は従ってダミー。

日デKL-RA552RBN KL-RA552RBN
 この時期は他ボデーを含めてLED行先器が前面窓左上に存在しており、それを正当化するかのごとく社名窓の部分を埋めてしまったのがこちら。バンパー部の塗装も一部見直して外観改善を図っています。KL-RAは数次にわたり継続して購入されました。この車両はトイレ付き。

日デADG-RA273RBN ADG-RA273RBN
 C-I高速の増備車で、新長期規制適合車です。灯火規制の関係でFOH側面のフラッシャーが前扉に付いています。折戸に付いている所がミソです。さすがに前面窓内はさっぱり見えないと気付いたらしく、LED行先表示器は通常の社名窓部分に収まりました。エアコンは電装サブエンジン式を継承。

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