この産交バス、いすゞのスロープ付きエアサスワンステな訳ですが、何か変だと思いませんか?そう、屋根上がやたらと賑やか。実は、電装の新型パッケージクーラを装着しているのです。近頃のノンステは、屋上搭載のコンデンサにビルトインのエバポレータというパターンが多いのですが、この車両はエバポレータも屋上に搭載したもの。リムジンバスや9mクラスの貸切車では実績がありますが、純路線では極めて稀であると言えます。電装のパッケージクーラは以前、エバポレータとコンデンサを一体としたカバーでしたが、これを分割できるようにして新型に改めたもので、路線車は屋上コンデンサ+ビルトインが潮流になりつつあります。
結局、あまり意図が見えない構造なだけに、このタイプはこれ1台(小島3187)だけで止まっています。
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