NSK Products Information--2

西日本車体バスボデーラインナップ　路線車編

　西工の代表的な製品である一般路線車は，1996年にモデルチェンジされ，96MCと呼称されます．ボデーの基本構造は58MCを踏襲しているものの，ラバーフェンダー採用など，逐次改良が加えられています．

一般大型路線車
B-I
　最も標準的なボデーで，柔軟な仕様対応力を誇ります．前バンパーは路線用・社名窓付き・スペアタイヤ収納タイプの 3種類あります．　　[神姫バス：三菱KC-MP317M]

一般大型路線車
B-II
　左前面窓を切り下げて視界を向上したモデル．元々は53MCのB-IIIがベースになっており，58MC発売後も暫くは阪急系以外はほとんど出ていません．近年，近畿地区でB-IIに変更する例が増加しています．(変更させてます?!) 　　[阪急バス：日野KC-RU1JMCH]

標準床自家用車
E
　安物観光や特急車，自家用などに向けた「観光マスク」の路線ボデー．観光系・路線系のいずれのシャーシにも架装されるため，シャーシ識別の腕が最も試されるボデーと言えましょう．　　[阪急バス：いすゞU-LV218N]

ハイデッカ
S
　高速バスとして大人気のハイデッカボデー．C型に比べて安価なのが特徴．これでも3列シートに床下トイレといった夜行顔負けの仕様も対応しています．基本的に観光系のシャーシに架装．　　[大分交通：三菱KC-MS829M]