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西日本車体バスボデーラインナップ　観光車編

　以下に示す観光車は1992年にモデルチェンジされたことから92MCと呼称されます．様々な仕様バリエーションを誇るシリーズで，特にSD-IとC-IIは西工独自の設定． 1998年に前バンパー形状がマイナーチェンジされました．

スーパーハイデッカ
SD-II
　スーパーハイデッカで，全高は約 3550 mm．三菱MS729, 821, 822系と日デRA530, 550系の専用ボデー．夜行高速車に多く採用されており，日本で最も優れた居住性を持つ夜行車として高く評価されています．　　[広島交通：日デU-RA530RBN]

スーパーハイデッカ
SD-I
　SD-IIに比べ，全高を抑えたスーパーハイデッカ．全高約 3480 mmで，4シャーシとも架装例あり．但し，ハイデッカ用のシャーシに架装するため，型式には注意が必要です．

[長崎県交通局：三菱U-MS826P]

ロイヤルハイデッカ
C-II
　ボデー後方4,5番窓部分をステップアップルーフとした西工独自のハイデッカボデー．後部をサロン室とする場合に好適．右側4番窓の大きさは特筆もの．4シャーシ対応可．　　[西日本鉄道：三菱KC-MS829P]

ハイデッカ
C-I
　精悍なスタイルを誇る92MC系のベースモデル．4シャーシ対応可能であり，近年特急車としての採用も増加しつつあります．　　[九州急行バス：三菱KC-MS829P]

ハイデッカ
C-I ショート系
　日デの大型車ショート系RP250専用ボデーで，写真のC-Iの他にC-IIも対応できます．　　[西日本鉄道：日デKC-RP250FBN]　
　
　
　

　1998年春から，92MC系の前バンパーがマイナーチェンジ．中央部が少し上に寄っているのがわかります．
[本四海峡バス：日デKC-RA531RBN]