山陽電鉄バス・ちかごろの動向

いすゞガーラ登場

7912号車[許可を得て撮影]
いすゞKC-LV781R1

　「ひこずり」ことMUの代替に，ガーラが2台入りました．基本的に淡路向けということで，トイレは無し．塗色は貸切カラーでなければならないらしく，外観で目新しい点と言えば，"山陽電車"にも入っている「太陽マーク」が側面・後面に入ったことと，リヤに小さい方向幕が取り付けられたことでしょうか．車内最後部には，ちゃんと"GALA"の文字が光っています．
　次停留所案内は，淡路交通などに採用されているテレビ案内システムになっています．なお，USJ開業に合わせて新設される新路線用に新車が必要となり，恐らくガーラ2000になるものと思われます．

3951号車[許可を得て撮影]
いすゞKC-LV280L

　ついでの話．垂水線には，4系統のワンマン化以来，前後扉の名谷線車両が投入されて，もはや中扉の3000番台は製造されないものと編集子は勝手に思っていました．が，一体どういうわけか，ワンステップ購入以降，中引戸のツーステップ低床車が再度投入されはじめ，続々と購入されているではありませんか！上の写真は，その中でも取材時点で最新の車両．
　3000番台といえば，標準出力で商大の坂をヨロヨロと力無く上がるというイメージが編集子には「こびりついて」いますが，今度は違います．全車ともハイパワー仕様車．ドロドロッと上がってしまいます．

1989号車[許可を得て撮影]
いすゞKC-LV280L

　もう一つついで．写真を見てお気づきでしょうが，1999年からLVにもコーナーリングランプが装着されるようになりました．この辺りからは，ドアエンジンがナブコから泰平に変更されています．側面前後に方向幕があるのは，「フレキシブルな運用(舞子線〜名谷線)を目指して」計画的に増備されている車両ということで．
　えっ？「本多聞"7"丁目」がいいって？それも大変な変更点ですよね！