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中型車
昭和自動車
中型車
昭和で一番「熱い」のが中型です。乗客数との関連で中型、というのが理由ですが、それにしても西工で日野といすゞを購入しているというすばらしさ。昭和らしさが満ちています!
いすゞP-LR312J
いすゞは、西工ではK-車から生産されている唯一の中型車です。クーラはいすゞということで、ヂーゼル機器製を搭載しています。前後バンパーの突き出し量を抑えて全長を短縮していますが、西工におけるP-車の中型は大抵がこの処理でした。
なお、この他のP-車中型では、日野がB型路線仕様とE型トップドアで存在。型式はいずれもP-RJ172BAです。
いすゞU-LR332J
板バネワンステシャーシにて購入されたLRです。この前年にトップドアで路線車を購入したものの、結局乗降に手間取ることから前中扉に戻りました。ワンステながらツーステップ化して段差を小さくした昭和特別仕様です。側面窓はT字で、これも昭和の独自性が光る部分。福岡と佐賀の両方に新製投入されました。
いすゞKC-LR333J
こちらはKC-車です。上欄と類似した仕様ですが、床面が下がった関係で、本当のワンステップ構造になっています。この時期以降しばらく、いすゞは大多数が西工製という大変光栄な状況になりました。
いすゞKC-LR333J
96MCになっても増備が続いています。U-車以降のLR系は、右ルーバーになっており、LVとは反対側に位置する上、日デのRMとルーバー形状が酷似しているので識別には注意が必要です。
日野KC-RJ1JJCA
そしてこちらは久々の日野。仕様は上欄LRとほぼ同じです。日野RJは最後部ヒナ壇に段差がないのが特徴。スマートな車内を実現しています。
いすゞKK-LR233J1
KK-車でも購入は続きます。ノンステの全国的な仕様統一を見据えて、中扉が引戸になっています。クーラはU-車以降電装を搭載しています。また、この写真では少々分かりづらいのですが、左側最後部の側面窓のみ逆T字で、その他はT字窓になっています。これは最後部のヒナ段の安全確保が理由と思われます。
日野KK-RJ1JJHK
こちらはKK-車の日野。RJエアサスというちょっと奇妙な車両です。製造番号は33代を使用しており、型式はRJ1JJHK改です。クーラは電装製。いすゞはビルトインを採用する一方、日野は従来と同じ構成という違いが見られます。
日野KK-RJ1JJHK
日野の増備車で、LED行先表示器に変更されています。その関係で、側面の窓割りが一部変更されています。コーナーリングランプも装着されています。床形状は、各シャーシとも完全なワンステになっています。
日デKK-RM252GAN
ありそうでなかったのが、日デRM。実はこれまでは富士8Eで増備されてきたのですが、富士重工の事業撤退により、ようやく登場した組み合わせです。クーラは電装で、屋上コンデンサ+ビルトインの構成になっています。
日デU-JM210GSN
こちらはハウステンボスの自家用車を購入したもので、マリノアシティの送迎専用車として使用しています。
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