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貸切・高速
昭和自動車
貸切・高速
昭和の貸切は、九州地区では一種のブランド品で、比較的大規模に展開しています。車種構成は例によって国産で考え得る最大バラエティを有しています。一方、高速はからつ号やいと・しま号が大躍進中です。なおE高速はトップドアの項に掲載しています。
日野P-RU637BB
福岡〜伊万里間高速バス「いまり」号専用車のS型です。前面1枚窓や側面メトロ窓など、S型にしては珍しい仕様がミソ。
日野P-RU638BB
前バンパー左右を下方に延長したいかにも日野らしい感じのする車両。2枚スイング扉は元々日野RSが採用したものですが、西工にて大量に生産されました。C-IIながらサロンは特になく、11列シートというのが珍しいところ。
いすゞP-LV719R
ROH裾の斜めカットがいかにもLVらしい1台。側面窓は拡大型の1〜3番T字です。この頃はほとんどがC-IIで購入されており、昭和の差別化商品として活躍してきました。
日デU-RA520TBN
C-IIの貸切車です。しかし、からつ号やいと・しま号の車両不足が常態化するに至り、ツーメンでも何でもいいから、とご覧のように貸切車まで動員されています。
三菱ふそうU-MS726S
こちらは同ボデーでふそうMSの貸切車です。2枚スイング扉がいかにも西工らしい仕様です。1992年式。
いすゞU-LV771R
C-Iいすゞの例です。1枚スイング扉で、窓形状は末期モデルです。サブクーラは電装で各シャーシとも統一。1993年式。
日デU-RA520TBN
前扉やバンパー埋込コーナーリングランプで分かるように、初代C-Iの末期モデルです。仕様そのものは九州らしい質素な印象ですが、CIで導入されたパステルカラーの塗色は秀逸です。
三菱ふそうU-MS826P
これは昭和の秘宝の一つ。この車両は92MCの発売後、1994年式で、通常はあり得ない組み合わせです(92MCのMS7なら結構存在する)。梯団輸送を意識してボデー統一を図ったものと思われますが、その後結局92MC系も購入しています。少し西工貸切車の識別に覚えのある方なら、全くもって意味不明なディティールをしているのがお分かりいただけると思います。
日野KC-RU3FSCB
KC-車の日野です。1996年式ということでFOHの裾処理は前期型です。昭和の貸切車は福岡〜佐賀間で頻繁に転属される関係もあり、登録番号は車両の新旧判定にあまり役立ちません。
いすゞKC-LV781R
いすゞのKC-車。この車両はスーパークルーザーシャーシですが、同じくC-Iにてガーラシャーシの車両(KC-車)も存在しています。仕様は各車ともよく統一されている様子がよくお分かりいただけると思います。1997年式。
三菱ふそうKC-MS829P
92MCの98改良バンパーになったふそうMSの例です。さすがにボデーはピカピカに磨き上げられており、昭和らしい雰囲気。
日デKC-RA531RBN
同じく、92MCの98改良車です。このほかにLVが存在しており、バラエティー豊かなラインナップは健在です。
日デADG-RA273RBN
昭和にとって久しぶりの貸切新車で、SD-Iを一括購入して大いに話題を呼んだ車両です。C-IIの後継として、車格とコストの絶妙なバランスを誇るSD-Iをうまく利用しており、貸切バスのブランド品たる昭和のイメージ向上に存分に寄与しています。
側面窓は拡大型の1〜5番T字、電装のサブエンジン式フルエアコンを搭載しています。
日デPKG-RA274TAN
E高速の貸切塗色版で、ついに昭和もコスト縮減かと思えばさにあらず。昭和が得意とする契約貸切で、短中距離の輸送向けに新車を直接投入したものです。経年貸切車ばかりでなく、輸送コストに見合った新車でサービスレベル向上を、という発想ではないでしょうか。
仕様面では昭和のE高速と大差なく、クーラは電装直結式、リヤフラッシャーは汎用テールとなっています。
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