連邦軍試作型パイロットスーツ

元々は地上のMSパイロットのための簡易ノーマルスーツとして開発された。
開発仕様は、通常の戦闘服の下に着用するモノだったが開発チーフの悪ノリで一部カスタマイズされたものが、実環境での耐久テストの名目でヴァルキリーへ配備された。、

ヴァルキリーでは、各パイロット(ヨーコシーラカズミエリカ)に配備されている。また地上でのサバイバル状態での使用テストとして、随伴歩兵部隊長のレイラにも支給されている。

両肩に連邦軍のエンブレム、右胸に部隊章がマーキングされている。<画像>
また個人ごとに異なるカラーのスーツを身に着けているが、これはスーツのサイズ自体が個人ごとにカスタマイズされているため(特に彼女達の場合、バストサイズが規格外のため)の識別用となっている。

パイロット陣は本スーツのみ着用だが、レイラは本スーツの上に、別途防弾、各種装備品を収めるベストを着用している。


素材、構造
極薄で、肌に張り付く感じは全身用競泳水着を思わせるが、生地の光沢としてはエナメルに似た感じ。
超極薄の二枚の生地の間に特殊なショック吸収用ゲル状素材が封入され
防刃と若干の防弾機能(運動エネルギーを分散するため無傷ではすまないが)をもつ。
宇宙用ノーマルスーツとは異なり、真空に対応した機密機能はない。
着心地は良好らしい。

着用方法
前ファスナーが、股間から首までのびており、着用はそこからおこなう。<画像>
元々、タイトな着用感だが、首までのファスナーを閉じ、手首にある調整スイッチを押すことで中の空気が排気され、完全に肌に密着する。
股間から肛門部にかけては別のファスナーがあり、着用したままでの排泄が可能。<画像>
着用マニュアルには、体毛を剃ることの記述があるが、理由は明かされていない。