<基地兵站部にて>
「どうですか中尉。新型のパイロットスーツの着心地は?」
『悪くはないんだけど・・何もきてないみたい・・・・』
「そうでしょう?新素材でいままでのスーツ1/10の薄さを実現しましたから。通気性も抜群ですし、まさに第二の皮膚感覚ですよ」
『ちょっときつくない・・サイズ合ってるのかしら』
「その点も大丈夫です。かなり伸びる素材ですから、中尉の身体にもぴったり合うはずです。前のファスナーを閉めて手首のスイッチで中の空気を抜けば肌にはりつきますよ。」
『でもやっぱり恥ずかしい・・・』
「これもテストの一環です。従っていただけないと困ります。それにコクピットに入れば誰にも見られませんよ。」
『後ひとつだけ・・・・その、小用は・・どうすれば・・・』
「股間部だけ別のファスナーがついてますから、着たままで大丈夫です。」
『・・・分かったわ。使ってみましょう・・』
「他の隊員の方のスーツも到着してますので後でお持ちします。後正確なデータが取れないので下着はつけないでくださいね」
『え??』