『ふう』
キメラは岩場でさえぎられた人気のない砂浜に腰を下ろした。
ここなら少しの間人がくることはないだろう。
あのまま男達の中にいればキメラの淫蕩な血は自ら股を開き、見も知らぬ男達の愛撫を求めていただろう。
今の興奮を少しでも鎮めるには自慰をするしかなかった。
まだ先程の男達の指の感触が残っている胸。両の手でゆっくりと自らの乳肉を弄ぶ。
手の中でぐにぐにと形を変える巨乳。指は荒々しく乳肉をもみ、たどり着いた先端をマッサージするかのようにつまむ。
(もう…にじんできてる)
乳首から白いミルクがじわじわとにじみ出ている。
キメラは妊娠している訳ではない。昔潜入捜査中に拉致され牝奴隷としてさまざまな調教を受けた。
その際男達を楽しませるためなされた施術が性的興奮とともににじみ出る母乳だった。
今や完全に隆起した乳首からは、指を動かすたびにじゅるじゅるとミルクがあふれ出し水着をぬらしていく。
男の射精と同じなのか乳首から出るミルクの感触がキメラをさらに昂ぶらせ、より強い快感を得るため牛の乳搾りをするかのように乳首をつまみ、擦る。
『はふん…胸気持ちいい…』
思わず声が漏れていたが、もはやどうでもいいことだった。
『ああああ、ミルク出てる…もうイキそうっ』
最後の一撃を加えるように乳首を強くつまむ。
ぷしゅうっ
キメラの乳首から勢いよくミルクが噴出する。
『やはんっ!!あふううう…ひゃあんっ!!!』
砂浜にミルクを滴らせながら、キメラは達した。
…………
乳首オナで激しく絶頂を迎えたキメラだったが身体の疼きは収まらなかった。
岩陰で隠れているものの、いつ他人がくるかわからない。もしかしたら覗かれているかもしれない。そんな感情がキメラを余計に滾らせる。が
キメラは腰紐を手に持ちぐいぐいと引っ張る。
元々ボトムは完全に割れ目に食い込んでいる。紐を上下左右に引っ張ると、布地が柔肉を擦り適度な刺激が股間から訪れる。
『はふ…ふうん…やん』
腰を持ち上げ前後から腰紐を引く。交互に腕を動かすと女唇を磨くように股布が擦れ、胎内からじゅるじゅると愛液があふれ出てくるのがわかる。
クリは固く膨らんで布地の上からでも存在がわかるほどだった。
キメラを指先でクリをこりこりと擦る。今までよりさらに強い刺激が背筋を駆け抜ける。
『…んっ…んっ…あはあ…」
間接的な刺激では我慢できなくなったのか、キメラは水着を食い込ませたまま、割れ目を指で開く。
そのまま左右の隙間から二本の指を挿入し、愛液をかき出すように動かしていく。
じゅく…じゅく
指を動かす度に股間から淫水の音が聞こえる。
指をさらに奥まで挿入しぐりぐりとかき回す。
『あっ…あぐう…もっとぉ…もっとぉ…』
指での自慰は心地よい快感を与えてくれたが、キメラの高まった性感は物足りなさを感じていた。
キメラの手が自然と腰に下げた催涙スプレーの缶に伸びる。
(これなら…)
スプレー缶の尻部分を割れ目に押し当てる。すこしひやりとした感触がこれからの行為を期待させた。
ぐちゅう
『ん…んはあ…』
指で自ら淫裂を押し広げ、スプレー缶を埋没させる。
『ふっとい…これ…いいかも…』
ゆっくりとスプレー缶の出し入れを開始する。
キメラの割れ目はぱっくりと開き極太の缶を受け入れている。
『あぐっ…はぁぁぁん…』
十分潤んできたのかキメラの手がリズミカルに動き始める。指の動きが速くなるたび、それに合わせるように発する喘ぎ声も一段と激しさを増していた。
ぶちゅぬちゅ
淫唇からとめどなく溢れ落ちる愛液が缶の側面にからみつき、なお一層スムーズに挿入を受け入れてい『はぁぁぁん…あぁぁぁぁん…』
もはや声を殺すことも忘れキメラは嬌声を張り上げていた。
自ら暴力的なスプレー缶の出し入れを繰り返しながら、空いた手は乳首をまさぐり、いまだ胸の中にたぎる熱い乳汁を噴出させている。
『はぐう…イイ…もう…イキそう!!!!!!』
そのまま絶頂を迎えようとしたキメラだったが、不意に現れた人影にそれは邪魔される事となった
『誰?????』
続く…